手元にあるコンピュータから、ネットワークを介して離れた場所にある別のコンピュータを遠隔操作すること。たとえば勤務先のコンピュータに自宅のコンピュータのデスクトップを表示させて、ソフトウェアの起動やファイル操作などを行うことができる。Windows XP以降のWindows OSに標準搭載されてきた機能である。古くは1990年代にアメリカのシトリックス・システムズCitrix Systems, Inc.の開発したOS/2をベースにし、複数ユーザーが一つのOSを利用できるCitrix MULTIUSER(マルチユーザー)に端を発する。その後、Windows NTのサーバーを複数のユーザーで使うためのWinFrame(ウィンフレーム)が登場、Windows 2000では、リモートデスクトップの前身となるターミナルサービスが搭載された。2013年時点では、マイクロソフトが配布する無料アプリMicrosoft Remote Desktopによって、Windows PCだけでなくMacintosh(マッキントッシュ) PCやスマートフォン、タブレット型端末などからの接続も可能である。出先から離れた場所のコンピュータに接続するには、そのコンピュータの電源が入っていて、ネットワークに接続され、なおかつ、操作される側のリモートデスクトップが有効であり、接続するためのアクセス許可があることが必要である。
[編集部]
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新