山川 世界史小辞典 改訂新版 「モーガン(ルイス)」の解説
モーガン(ルイス)
Lewis Henry Morgan
1818~81
アメリカの文化人類学者。原始社会における婚姻ならびに家族形態の解明に努め,人類社会を野蛮,未開,文明の3期に分けた。先住アメリカ人について書いた『イロクォイ同盟』(1851年),および晩年の『古代社会』(1877年)は特に有名。文化人類学の発展に伴って,モーガンの学説は否定されたが,その学問的意義と貢献には多大なるものがある。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報