ボリス ザイツェフ(英語表記)Boris Konstantinovich Zaitsev

20世紀西洋人名事典 「ボリス ザイツェフ」の解説

ボリス ザイツェフ
Boris Konstantinovich Zaitsev


1881.2 - 1972.1.28
ソ連(ロシア)の小説家。
元・全ロシア作家同盟議長。
オリョール生まれ。
ペテルブルグ鉱山学校とモスクワ大学法学部を中退し、文学に専念する。1901年短編小説「途上にて」で文壇デビューし、’21年全ロシア作家同盟議長となるが、’22年亡命しドイツイタリアを経て’24年パリに定住する。チェーホフに影響を受け、作品は人間の運命に対する宿命的な哲学観で貫かれ、ネオ・ロマンティシズムの代表作家である。作品に「黄金模様」(’26年)、「パッシーの家」(’35年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android