ホリエモンロケット(読み)ほりえもんろけっと

知恵蔵mini 「ホリエモンロケット」の解説

ホリエモンロケット

宇宙開発企業のインターステラテクノロジズ株式会社が開発した小型観測ロケット「MOMO(モモ)」の通称。通称は同社の役員を務める実業家堀江貴文愛称「ホリエモン」に由来する。全長約10メートル、直径約50センチメートル、重さ約1トンの1段式のロケットで、燃料エタノールと酸化剤の液体酸素を使用する液体燃料方式を採用している。2017年7月29日に北海道広尾郡大樹町の実験場から発射され、大気圏と宇宙空間の境界になる高度100キロメートルまで上昇し、通信試験などを行うことが予定されている。成功すれば民間単独によるロケットの宇宙空間到達は日本初であるとして、注目を集めた。

(2017-7-11)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android