フートン(読み)ふーとん(英語表記)Ernest Albert Hooton

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フートン」の意味・わかりやすい解説

フートン
ふーとん
Ernest Albert Hooton
(1887―1954)

アメリカ人類学者。ウィスコンシン大学を卒業し、1911年に博士学位を得た。1910~1913年オックスフォード大学に留学し、1930年ハーバード大学の人類学教授となった。カナリア諸島住民、アメリカ・インディアンなどの調査を行うとともに、人類の進化人種に関する研究を行い、自然人類学分野で指導的役割を果たした。多く著書なかで、『Up from the Ape』は、1940年代までの知識を集大成した著書として著名である。

埴原和郎 2018年11月19日]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フートン」の意味・わかりやすい解説

フートン
Hooton, Earnest Albert

[生]1887.11.20. クレマンズビル
[没]1954.5.3. ケンブリッジ
アメリカの自然人類学者。ウィスコンシン大学で古典学を学んだが,のちに自然人類学に転向,1912年オックスフォード大学で学位を取得。 30年にハーバード大学自然人類学教授となり,多くの自然人類学者を育成した。人体測定学,犯罪人類学の権威。主著"Up From the Ape" (1931) ,"Apes,Men and Morons" (37) ,"The American Criminal" (39) 。

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