ピェール・ド クーベルタン(英語表記)Pierre de Coubertin

20世紀西洋人名事典 の解説

ピェール・ド クーベルタン
Pierre de Coubertin


1863 - 1937
フランスの教育学者。
元・IOC会長。
パリ生まれ。
近代オリンピック競技の創始者で、ルイ6世の流れをくむ男爵家の三男として生まれる。父の希望で陸軍仕官学校を卒業したが、軍人を嫌って教育学者を志す。1884年英国のパブリック・スクール視察後、宗教とスポーツを重視する教育方針に感銘する。オリンピア発掘に刺激され、’92年フランス・スポーツ連盟の総会で、オリンピック復活を提唱。’94年パリ大学で国際スポーツ会議を開催、全会一致でオリンピック復活を決議、直ちにIOCを創立。’96年から1925年まで第2代IOC会長、以後死去するまで名誉会長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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