ヒ・ヒツ・え・ほこ・ゆだめ(漢字)

普及版 字通 の解説


9画

[字音] ヒ・ヒツ
[字訓] え・ほこ・ゆだめ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は必(ひつ)。必は戈(ほこ)・矛(ほこ)・鉞(まさかり)などの頭部を柄に装着する部分の象形で、の初文。〔説文〕六上に「(ほこ)なり」とするが、その頭部の刃器を装着する部分をいう。鉞頭を示す(しゆく)、戚(まさかり)のと形が近く、は刃器が光を放つ形。ゆえに叔(白)の意がある。

[訓義]
1. え、にぎり。
2. ほこ、刃をつけたところ、三刃の枝、その柄をという。
3. さす。
4. ゆだめ。

[古辞書の訓]
名義抄 ヲノノエ・フル・ツカ・エ・ヨコタハル・キル・ウツ 〔立〕 キル・ヨキノフル・フル・ヲノノエ・ウツ

[下接語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android