パン・ホーチョン(読み)彭 浩翔(英語表記)Pang Ho-cheung

現代外国人名録2016 「パン・ホーチョン」の解説

パン・ホーチョン
彭 浩翔
Pang Ho-cheung

職業・肩書
映画監督,脚本

国籍
香港

生年月日
1973年9月22日

別名
別名=パン,エドモンド〈Pang,Edmond〉

受賞
金馬奨最優秀短編賞(台湾)〔1999年〕「夏休みの宿題」,香港金紫荊奨最優秀脚本賞〔2001年〕「ユー・シュート、アイ・シュート」,香港電影金像奨最優秀新人監督賞〔2004年〕「大丈夫」

経歴
映画好きが高じて監督になることを決心。台湾の大学に進学したが中退して香港に戻り、1992年頃からATV(亜洲電視)で脚本家として活動。’97年に発表した小説「全職殺手」がベストセラーとなり、2001年ジョニー・トー監督が「フルタイム・キラー」として映画化した。1999年短編「夏休みの宿題」で監督デビュー。2001年「ユー・シュート、アイ・シュート」で長編デビュー。2003年「大丈夫」で香港電影金像奨・最優秀新人賞受賞。その後も「イザベラ」(2006年)、「出エジプト記」(2007年)などが海外で高い評価を得る。他の作品に「ビヨンドアワケン」(2004年)、「AV」(2005年)、「ドリーム・ホーム」(2010年)など。監督作品の脚本はすべて自らが執筆。“香港のタランティーノ”“次世代ウォン・カーウァイ”と呼ばれる。2011年「パン・ホーチョン監督特集」上映日本で開催される。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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