ヌオロ(読み)ぬおろ(英語表記)Nuoro

デジタル大辞泉 「ヌオロ」の意味・読み・例文・類語

ヌオロ(Nuoro)

イタリア半島西方サルデーニャ島サルデーニャ自治州の町。同島中央部、オルトベネ山の麓に位置する。ノーベル文学賞受賞作家デレッダ生地周辺には先史時代の巨大建造物ヌラーゲが点在することで知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヌオロ」の意味・わかりやすい解説

ヌオロ
ぬおろ
Nuoro

イタリア、サルデーニャ島中央部、ヌオロ県の県都。人口3万6281(2001国勢調査速報値)。オルトベネ山麓(さんろく)の台地上にあり、12、13世紀からヌゴロNugoroの名で知られる。周辺には、サルデーニャの先史時代に固有な巨大建造物ヌラーゲの遺跡がある。後進的な農業、牧畜業が支配的なこの地方における行政中心地である。

[堺 憲一]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌオロ」の意味・わかりやすい解説

ヌオロ
Nuoro

イタリア西部,サルジニア島中部の都市。サルジニア州ヌオロ県の県都。カリアリ北北東約 125km,オルトベーネ山の山麓に位置する。先史時代から人が住んだが,歴史には 12世紀に登場。周辺地域はサルジニアのなかでも開発途上の地帯で,牧羊が主産業をなしている。人口3万 7487 (1991推計) 。

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