ディオン・クリュソストモス(英語表記)Diōn ho Chrysostomos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ディオン・クリュソストモス
Diōn ho Chrysostomos

[生]40頃.プルサ
[没]114以後
ギリシアの弁論家,哲学者。ディオ・クリゾストム,ディオ・プルサエウス,ディオ・コケイアヌスとも呼ばれ,その雄弁のゆえに chrysostomos (金の口) とあだ名された。エウボイア島での田園生活を叙した"Euboikos"をはじめ多数の演説集が残存している。愛国者であったが,ローマ支配を受け入れ,その下でのギリシア文化発達に寄与した。哲学的にはストア派キュニコス派との折衷立場に立った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ディオン・クリュソストモス
でぃおんくりゅそすともす

ディオン・クリソストモス

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android