テン・あるく・たどる(漢字)

普及版 字通 の解説


人名用漢字 7画

[字音] テン
[字訓] あるく・たどる

[字形] 会意
山+(ちゃく)。〔海〕に「なり」とあり、山路などをゆっくりたどる意。〔西遊記、二十三回〕にその意の用例があり、また〔三国志、魏、鍾会伝〕に会の子の名としてみえる。わが国では近世以来「たどる」とよみ、行くに難渋する意に用いる。

[訓義]
1. ゆっくりあるく。
2. たどる、たどりあるく、筋道を考える。

[古辞書の訓]
字鏡集 ウツル・ヤスクアユム・トコロオコタル

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android