セイ・かぶら・しげる(漢字)

普及版 字通 の解説


12画

[字音] セイ
[字訓] かぶら・しげる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(青)(せい)。〔説文〕一下に「韭(にら)のなり」とあり、また(ぶせい)(かぶら)などをもいう。華は精華の意。

[訓義]
1. にらのはな。
2. かぶら、かぶらな。
3. 草の茂るさま。
4. 花の美しいさま。

[古辞書の訓]
名義抄 ニラノハナ・ハナサク・ニラ・アヲシ・ハナ・アヲナ/ アヲナ 〔字鏡集〕 アツマル・ハナサクラ・ニラノハナ・アヲナ・ニラハサミ・アヲシ・ハナ・アヤマツ

[語系]
tzieng、siongは声近く、須sioも声が通じ、これらはすべてをいう。

[熟語]

[下接語]
・韭・冬・芳・林・老

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報