デジタル大辞泉
「スプーフィング」の意味・読み・例文・類語
スプーフィング(spoofing)
《spoofは、だます、かつぐ、の意》⇒成り済まし2
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵
「スプーフィング」の解説
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
スプーフィング
なりすましのこと。インターネットを使ったなりすましには、メールの発信元のアドレスや名前を偽るメールスプーフィング、偽のIPアドレスを使ってサーバーに不正侵入するIPスプーフィングなどがある。メールスプーフィングは、スパムが迷惑メールのフィルターを逃れるためによく使われる。しかし、送信元を偽造してもメールのヘッダー情報には、経由したメールサーバーなどの足跡が残っており、発信元のサーバーを特定できる。最近は、メールサーバーが送信元を認証することで、メールスプーフィングによる配信ができないようにする、といった迷惑メール対策がとられている。IPスプーフィングの場合はより悪質。特定のIPアドレスしか通さないサーバーに対して、許可された送信元のIPアドレスを偽造することで不正侵入し、サーバーを攻撃する。この場合、アクセスの履歴には偽造されたIPアドレスしか記録されないので追跡も難しくなる。
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