スパイの妻(読み)すぱいのつま

知恵蔵mini 「スパイの妻」の解説

スパイの妻

2020年公開の日本映画。監督黒沢清脚本は黒沢清、濱口竜介、野原位。太平洋戦争直前の神戸舞台に、偶然知ってしまった国家機密を正義感から世に知らしめようとする男性と、その妻の姿を描く。主人公夫婦を高橋一生、蒼井優が演じる。同年6月にNHK BS8Kで放送された同監督による同名ドラマの劇場版で、同年9月、第77回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した。

(2020-9-15)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「スパイの妻」の解説

スパイの妻〔ドラマ〕

日本のテレビドラマ放映はNHK BS8K(2020年6月)。脚本:濱口竜介、野原位、黒沢清、演出:黒沢清。出演:蒼井優、高橋一生、東出昌大ほか。同年、再編集されたものが劇場版として公開された。第77回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞、黒沢清)を受賞。

スパイの妻〔小説〕

英国の作家レジナルド・ヒルのミステリー(1980)。原題《The Spy's Wife》。

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