ジューサーミキサー(読み)じゅーさーみきさー

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジューサーミキサー」の意味・わかりやすい解説

ジューサーミキサー
じゅーさーみきさー

ジューサーミキサーの兼用器具。モーターの回転軸の上部にはジューサーとミキサーの兼用継手が取り付けてあり、ジューサーアタッチメントやミキサーボトルを取り付けることで、多目的に利用できる。ただし、ジューサーミキサーとは日本での通称である。ジューサーでつくるジュースは、おろし金状のカッター(おろし刃)で食品を切削して、遠心分離籠(かご)(フィルター)で絞りかすを分離して抽出する。一方、ミキサーでつくるジュースは、ナイフ状のカッターで食品を粉砕して、食品と水分を混合する。ジューサーは、果物や野菜のジュースに向き、ミキサーは、果物と牛乳・卵などの食品を混ぜるジュースに向く。バナナモモイチゴパセリなどのジュース分の少ない食品は、ミキサーで調理するほうが適している。

[赤羽一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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