ジャポニカ米(読み)ジャポニカマイ(英語表記)Oryza sativa var. japonica

デジタル大辞泉 「ジャポニカ米」の意味・読み・例文・類語

ジャポニカ‐まい【ジャポニカ米】

Japonica rice日本で多く栽培されている米。短粒で、炊くと粘りけがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ジャポニカ米」の意味・読み・例文・類語

ジャポニカ‐まい【ジャポニカ米】

〘名〙 (ジャポニカは、Japonica)稲の品種一つ。日本で多く栽培されている米。短粒で、炊くと粘りけがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャポニカ米」の意味・わかりやすい解説

ジャポニカ米
ジャポニカまい
Oryza sativa var. japonica

イネアジアイネ)の一種。日本型米ともいう。日本や朝鮮半島中国の一部など,温暖で適度に雨が降る地域での栽培が適している。世界の生産量のうち 2割に満たない。弥生時代以来,日本の農耕文化基軸となってきた。粒が丸みを帯びて短い。炊いたり蒸したりして食べるのが一般的で,熱を加えると粘り気がでる。デンプン性質の違いによって,もち米粳米(うるちまい)とがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android