シュ・シュク・あたま・かしら(漢字)

普及版 字通 の解説


7画

[字音] シュ・シュク
[字訓] あたま・かしら

[説文解字]

[字形] 象形
頭髪を整えた首の形。頁(けつ)は礼貌を整えた形。〔説文〕九上に「頭なり。象形」とし、首字条九上にまた「首・は同じ。古なり」という。金文神霊を迎えることを「拜(稽)首(けいしゆ)」といい、を手の意に用いることがあり、同音であったことが知られる。

[訓義]
1. あたま、かしら。

[部首]
〔説文〕〔玉〕に(じう)を属し、〔玉〕に「色を柔らげて以て之れを(つつ)む。是(ここ)を以て、今柔の字と爲す」とあって、もと面に和色のあることをいう字である。

[語系]
・首sjiuは同声。頭do、髑髏dok-loの髑も声近く、もと同系の語であろう。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報