シュトルーベ(Gustav von Struve)(読み)しゅとるーべ(英語表記)Gustav von Struve

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

シュトルーベ(Gustav von Struve)
しゅとるーべ
Gustav von Struve
(1805―1870)

ドイツ政治家。1840年代にジャーナリストとして西南ドイツで反政府運動を指導、1848年三月革命勃発(ぼっぱつ)後「準備議会」で連邦共和制を提唱、その実現のため4月に南バーデンで蜂起(ほうき)、さらに1849年5月にも帝国憲法戦役で革命に身を投じた。その敗北後、スイスを経てアメリカに亡命(1851~1863)、この間南北戦争において北軍側で戦った。

末川 清]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android