ゴッホ(年譜)(読み)ごっほねんぷ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゴッホ(年譜)」の意味・わかりやすい解説

ゴッホ(年譜)
ごっほねんぷ

1853 3月30日オランダ、フロート・ツンデルト村に牧師長男として誕生
1857(4歳) 5月1日弟テオ誕生(精神的、物質的にゴッホ生涯にわたる支持者)
1869(16歳) 7月伯父の関係する画商グーピル商会に雇われる(~1876年)
1878(25歳) 8月ブリュッセルの伝道師養成所に入る。11月ボリナージュで仮資格の伝道師として勤務
1879(26歳) 1~7月ワスムスで牧師となる
1880(27歳) 10月ブリュッセルに住み、解剖学遠近法を学ぶ
1881(28歳) 4~12月エッテンの両親のもとで暮らす。12月ハーグに行く
1882(29歳) 初めて油絵を試みる
1883(30歳) 9~11月ドレスデンで制作。12月ヌエネンの両親のもとに帰る
1885(32歳) 3月父、急死。4~5月『じゃがいもを食べる人たち』制作。11月アントワープにきて浮世絵を知る
1886(33歳) 3月パリに行く。6月コルモンのアトリエに入る
1887(34歳) 印象派、新印象派などの画家たちの影響を受ける
1888(35歳) 2月突然アルルへ出発。5月『アルルの跳ね橋』。8月『ひまわり』。9月『夜のカフェ』制作。10~12月ゴーギャンと共同生活。12月23日ゴッホ最初の発作、「耳切り事件」
1889(36歳) 1月『耳を切った自画像』制作。5月アルル近郊のサン・レミの精神科病院入院。6月『黄色い麦畑糸杉』『星月夜』制作
1890(37歳) 5月『糸杉』『アルルの療養院』や自画像などを制作。オーベルに移り、医師ガシェと親しくなる。7月『カラスのいる麦畑』『荒れ模様の空と畑』制作。7月27日ピストル自殺を図る。7月29日永眠
1891 1月29日テオ、死去

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