コンパニョーネ(英語表記)Compagnone, Luigi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンパニョーネ」の意味・わかりやすい解説

コンパニョーネ
Compagnone, Luigi

[生]1915.9.1. ナポリ
[没]1998.1.31. ナポリ
イタリアの小説家。ナポリ大学を卒業後,雑誌『エスプレッソ』『ヌオービ・アルゴメンティ』の編集に携わりながら,『名誉ある死』L'onorata morte (1961) ,『心苦き科学』L'amara scienza (1965) など,ロマン的心情を基にして悲哀微笑が交錯する諷刺小説を発表した。特異な評論として,『ピノッキオの生活に関する注釈』 Commento alla vita di Pinocchio (1966) ,『ピノッキオの新生』 Vita nova di Pinocchio (1971) がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android