グレッグ レーク(英語表記)Greg Lake

現代外国人名録2016 「グレッグ レーク」の解説

グレッグ レーク
Greg Lake

職業・肩書
ロック歌手,ベース奏者

国籍
英国

生年月日
1947年11月10日

グループ名
グループ名=エマーソン・レーク&パーマー〈Emerson Lake&Palmer〉, キング・クリムゾン〈King Crimson〉

経歴
幼い頃に母にギターを買ってもらい、音楽の道を歩き始める。その後、ゴッズに参加し、ギターからベースに転向。1969年かつて同じギターの先生についていたロバート・フリップの誘いでキング・クリムゾンの結成に参加し、デビューアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」とセカンドアルバム「ポセイドンのめざめ」でベースとボーカルを担当した。’70年キース・エマーソン、カール・パーマーとともにギターなしのロック・トリオ、エマーソン・レーク&パーマー(EL&P)を結成。以後、ジャズやクラシックの要素を持たせつつハモンド・オルガンシンセサイザーなど最新の機器を導入した革新的なサウンドに人気が集まり、’72年初来日、’73年からは大規模なワールド・ツアーを始めるなど、ブリティッシュ・ロック・シーンを代表するプログレッシブ・ロック・トリオとなった。同年バンド自身によるレーベル・マンティコアを設立し、’74年アルバム「恐怖の頭脳改革」を発表するが、同年から4年間活動を中止。’77年活動を再開したが、’78年解散した。バンドでは8絃ベースを弾くなどギターの代わりの役割を担うこともあり、実際にギターを演奏することもあった。その変幻自在のボーカルにも定評がある。その後はソロや他のミュージシャンとのセッションで活躍し、’83年カール・パーマーらのエイジアに一時的に参加。’86年ドラムにコージー・パウエルを迎えてエマーソン・レーク&パウエルを結成したのを経て、’92年エマーソン・レーク&パーマーを再結成した。2001年よりリンゴ・スターのバックバンドに参加。2005年からは自身のバンドを率いて、英国や米国でツアーを行う。2013年単身で来日公演を行う。エマーソン・レーク&パーマーとしての他のアルバムに「タルカス」「展覧会の絵」「ブラック・ムーン」など、ソロアルバムに「グレッグ・レーク」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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