クレモナ
(Luigi Cremona ルイジ━)
イタリアの
数学者。
射影幾何学の教科書著作によってイタリアの幾何学教育に大きな
影響を与え、また三次曲面論、曲線変形論などの重要な
研究を行なった。のち文相。(
一八三〇‐一九〇三)
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デジタル大辞泉
「クレモナ」の意味・読み・例文・類語
クレモナ(Cremona)
イタリア北部、ロンバルディア州の都市。13世紀建設の高さ115メートルの鐘楼トラッツオがある。バイオリンの生産で知られる。
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クレモナ
イタリア北部,ロンバルディア州の都市。ポー川に臨む交通の要地で,第2次大戦後天然ガスが採掘され機械・繊維・陶器工業が行われる。前3世紀にローマの軍事基地として創設され,中世にはコムーネ(都市国家)として栄えた。16―18世紀にアマーティ,ストラディバリ,グアルネリらによってバイオリンの名器がつくられた。12世紀の聖堂とイタリア最高の鐘樓(121m)がある。7万1000人(2006)。
→関連項目バイオリン
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クレモナ
Cremona
イタリア北部,ロンバルディア州クレモナ県の県都。ポー川中流の北岸にのぞみ,ミラノの南東約 75kmに位置する。前 219年頃ローマ人により,ケルト人の村跡に建設された。民族大移動の時代には,ゴート人やフン人の略奪をしばしば受け,中世以降もその帰属は転々とした。肥沃な平原に位置し,周辺の農牧業地域を後背地として商工業が発達。農畜産物の集荷市場,食品加工,農業機械,繊維,煉瓦,ピアノなどの製造工場が立地。ヌガー (菓子) が長年の特産品。クレモナ派の名工 (N.アマーティ,A.グァルネリ,A.ストラディバリなど) により 16~18世紀にかけて製造されたバイオリンは,クレモナの名を世界的にした。中世以来の古い建築物が多く,13世紀末の高い鐘楼 (112m) ,大聖堂 (1332) ,ゴシック様式の市庁舎,八角形の洗礼堂などがある。人口7万 3404 (1991推計) 。
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クレモナ
生年月日:1830年12月7日
イタリアの数学者
1903年没
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