オクラホマ[州](読み)オクラホマ

百科事典マイペディア 「オクラホマ[州]」の意味・わかりやすい解説

オクラホマ[州]【オクラホマ】

米国中央,南部の州。略称Okla.,OK。ミシシッピ川の支流レッド川の北岸にあり,北東部をアーカンソー川が流れる。西部グレート・プレーンズに属する高原丘陵地。農業が主で,小麦綿花,モロコシ類が主要産物。肉牛畜産もある。石油天然ガスに恵まれ,製油工業が発達している。1803年のルイジアナ購入で米国に編入,1820年代以後,チェロキー,クリーク,チョクトー,チカソ,セミノルなどのアメリカ・インディアンがこの地に強制移住させられる。1889年白人が入植,1890年準州。1907年連邦加入。州都オクラホマ・シティ。〈バイブル・ベルト〉に位置し宗教的・政治的に保守的な傾向がある。ジョン・スタインベックの代表作《怒りの葡萄》でも有名。17万7660km2。387万8051人(2014)。
→関連項目クリーク

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