インテル
Intel Corporation
パーソナル・コンピュータ用中央処理装置 CPU「ペンティアム Pentium」シリーズで知られる世界最大手の半導体メーカー。 R.ノイス (1927~90) と G.ムーア (1929~) が 1968年設立。マイクロプロセッサやDRAM (記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリ) はインテルの発明品。 1980年代に DRAM事業から撤退し,マイクロプロセッサ事業に経営資源を集約。 1990年代にはマイクロプロセッサ最大手の座をゆるぎないものにした。現在ではパソコンの CPU市場で8割超のシェアを誇る。パソコン向けオペレーティングシステム OS市場を独占するマイクロソフトとの親密な関係から,「ウィンテル Wintel体制」と批判的に呼ばれることがある。日本法人のインテル株式会社は 1976年設立。現在では CPUだけでなく,CPUと周辺機器とのデータ交換を制御する LSI (大規模集積回路) 群「チップセット」やネットワーク機器なども製造する。本社はカリフォルニア州サンタクララ。社名インテルは「integrated electronics (統合エレクトロニクス) 」に由来する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
インテル
正式社名「インテル株式会社」。英文社名「Intel Corporation」。卸売業。昭和46年(1971)「インテル・ジャパン・コーポレーション日本支社」創業。同51年(1976)「インテルジャパン株式会社」設立。平成9年(1997)現在の社名に変更。東京本社は東京都千代田区丸の内。インテルインターナショナル子会社の半導体メーカー。マイクロプロセッサーの販売が主力。
出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報
インテル
パソコン用CPUやチップセット、SSDなどを開発している半導体メーカーです。一般的なパソコンのほぼすべてに、同社のCPUか、もしくは互換性のあるCPUが搭載されています。
⇨AMD、Core i7/i5/i3、CPU、
SSD、チップセット
出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」パソコンで困ったときに開く本について 情報
デジタル大辞泉
「インテル」の意味・読み・例文・類語
インテル
《interlinear leadsから》活字を版に組むとき、行間の空きをつくるためにはさむ木製または金属製の薄い板。→込め物2
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
インテル
〘名〙 (interline leads から) 活字による組版の時、行と行との間に入れる木製または金属製の詰めもの。こめもの。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
世界大百科事典内のインテルの言及
【活字】より
…花型は組版の輪郭や内部を装飾するためのものである。罫線は各種の印刷する際に用いられる金属の薄片をいい,込物は余白の部分を埋めるために組みこむもので,これには字間に入れるスペース,行間に入れるインテル,大きな空白を埋めるためのジョスなどがある。印刷活版印刷【山本 隆太郎】。…
※「インテル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報