アニタ ローベル(英語表記)Anita Lobel

現代外国人名録2016 「アニタ ローベル」の解説

アニタ ローベル
Anita Lobel

職業・肩書
絵本作家,挿絵画家,女優,歌手

国籍
米国

生年月日
1934年

出生地
ポーランド・クラコー

学歴
プラット・インスティテュート(ニューヨーク)

受賞
コルデコット賞オナーブック「ABCのおかいもの」

経歴
第二次大戦中、ナチス侵攻により、10歳の時弟とともに強制収容所に送られる。1945年に救い出されるが結核を患い、心身の回復に長い時間を要した。’52年家族とともに渡米。のち作家のアーノルド・ローベルと結婚。’65年「Suen’s Bridge(スヴェンさんの橋)」で絵本作家デビュー。民話的な背景とユーモラスな作風に特徴がある。日本では夫アーノルドとの合作「ABCのおかいもの」をはじめ、「おひめさまのたんじょうび」「じゃがいもかあさん」「りんごの木に子ぶたがなったら」「毛皮ひめ」「わらむすめ」「アリスンの百日草」「きれいな絵なんかなかった」「わたしの庭のバラの花」「アンナの赤いオーバー」「りんごのきにこぶたがなったら」「ニニのゆめのたび」など多くの絵本が翻訳出版されている。ニューヨークに在住。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「アニタ ローベル」の解説

アニタ ローベル
Anita Lobel


1934 -
ポーランドの絵本作家,挿絵画家。
ポーランド生まれ。
「スーエンの橋」(1965年)でデビューし、民話的要素を背景に、登場人物のふるまいが織りなす非論理性とリズミカルな話の筋が醸し出すユーモア性に特徴がある。一方で、戦争の残酷さを表面に出した「ジャガイモ、ジャガイモたち」(’67年)などにみられる重厚なテーマの作品もある。アーノルド・ローベル夫人だったが、離婚

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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