やっちゃ

精選版 日本国語大辞典 「やっちゃ」の意味・読み・例文・類語

やっ‐ちゃ

感動
物事が予想通りになった時などに思わず口にする掛け声。おっときた。やったぞ。
浄瑠璃・日本西王母(1699頃)一「亭主走り出、やっちゃと云ふて手をしむる」
② ほめてはやすことば。特に、芝居役者など芸人に対して用いる。やんややんや。
狂歌・大団(1703)一「雨雲のとぎれと出た名の月はよにかくれなしやっちゃいよいよ」
③ 「これはたまらない、ごめんだ」の意を表わすことば。
※浄瑠璃・末広十二段(1715頃)四「やっちゃこは物御免とて、逃て帰る腰抜か」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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