ぴちゃん(読み)ピチャン

デジタル大辞泉 「ぴちゃん」の意味・読み・例文・類語

ぴちゃん

[副]
小さく平たい物などが水に落ちる音や、水がはねかえる音を表す語。「ぴちゃんとはねが上がる」
平手でたたく音、また、戸や障子などを乱暴に閉める音を表す語。「ふすまぴちゃんと閉める」
[類語]ぱしゃぱしゃばしゃばしゃばちゃばちゃびちゃびちゃぴちゃぴちゃ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぴちゃん」の意味・読み・例文・類語

ぴちゃん

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 軽い平たい物などが水面に落ちる音、また、水などが軽くはねあがる音などを表わす語。
※怖るべき子供たち(1949)〈菊岡久利一二キムが必要以上に、手拭浴槽の湯をピチャン、ピチャンさせるのは、甘えと、人工的羞恥だ」
② 平手でたたく音、ふくらんでいた物がつぶれる音、戸などをいきなり閉める音などを表わす語。
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉昼の酒「ピチャンと、かう、その手をひっぱたく」

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