平手(読み)ひらて

精選版 日本国語大辞典 「平手」の意味・読み・例文・類語

ひら‐て【平手】

〘名〙
① 開いた手のひら。平らに開いた手。〔名語記(1275)〕
将棋で、どちらも駒を落とさないで対等の条件でさすこと。また、将棋の技量が互角であること。対馬(たいま)。⇔駒落ち。〔モダン新用語辞典(1931)〕

ひらて【平手】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「平手」の意味・読み・例文・類語

ひら‐て【平手】

開いた手のひら。「平手でほおを打つ」
将棋で、すべての駒を用いて、双方が対等の条件で勝負すること。対馬たいま。→駒落ち
[類語]たなごころ手の平手の裏手の内手の甲

ひらて【平手】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「平手」姓の人物
平手政秀ひらてまさひで
平手造酒ひらてみき

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