デジタル大辞泉
「はっけよい」の意味・読み・例文・類語
はっけ‐よい
[感]《「八卦よい」の意か》相撲の行司が、土俵の上で力士に向かって動きを求めて発する掛け声。「はっけよい、のこった」
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はっけ‐よい
〘感動〙 相撲の行司が土俵の上で力士にかけるかけ声。はっきょい。
※
唱歌・きんたらう(1900)〈
石原和三郎〉「はっけよいよい のこった」
[語誌]
語源は、「
八卦良い」ととらえる説〔大言海〕が一般的であるが、日本相撲協会の審判規定には「『ハツキヨイ』━発気揚々を意味し」(行司・第七条)とあるなど、
諸説がある。「早競
(はやきほ)へ」(岡崎正継「ハッケヨイの語源について」)に求める説も有力で、力士に戦いを促す掛け声として用いられるようになったハヤキホヘが、後に
音韻変化を起こしてハッキョイとなり、さらにハッケヨイに転じたものとする。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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