諸説(読み)ショセツ

デジタル大辞泉 「諸説」の意味・読み・例文・類語

しょ‐せつ【諸説】

いろいろな説・意見。または、うわさ。「諸説が入り乱れる」「巷間こうかん諸説が飛び交う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「諸説」の意味・読み・例文・類語

しょ‐せつ【諸説】

〘名〙
① いろいろな意見。種々の論説
悉曇蔵(880)二「言五音者呼迦左吒多波也。〈略〉諸説雖多、今拠宗叡、五五字者如次。喉腭齗歯唇声也」
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉四「諸説互に並立して互に和することなきの一事に在り」
② いろいろなうわさ。種々の取り沙汰。
※にごりえ(1895)〈樋口一葉〉八「人の愁ひを串談(じょうだん)に思ふものもあり、諸説(ショセツ)みだれて取止めたる事なけれど」

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