はげっしょう餅

デジタル大辞泉プラス 「はげっしょう餅」の解説

はげっしょう餅

奈良県大阪府南河内地方、和歌山県北部などに伝わる郷土料理糯米(もちごめ)と小麦を混ぜてつくる餅にきな粉をまぶしたもの。「はげっしょ餅」とも。「はげっしょ(う)」は“半夏生(はんげしょう)”が訛ったもので、夏至から数えて11日目のこと。農家では古くからこの日までに田植えを終えることになっており、田植えの労をねぎらう宴で供された。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android