デジタル大辞泉
「はい」の意味・読み・例文・類語
はい
[感]
1 丁寧に応答するとき、また、相手の言葉に肯定の意を示すときに発する語。「はい、よく分かりました」
2 名を呼ばれて答えるときに発する語。「『鈴木さん』『はい、ここにいます』」
3 注意を促すときに発する語。「はい、口を開けて」
4 自分の言葉の末尾に添えて、ややへりくだったり、述べた言葉を確かめる気持ちを表す語。「必ず伝えます。はい」
5 牛馬を追うときのかけ声。「はいしい、どうどう」
[類語]ほいほい・ほい・はいはい・はあ・はっ・うん・うんうん・ええ
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
はい
〘感動〙
① あらたまって応答する時、または、相手の
ことばに承諾した意を表わす時に用いることば。
※
洒落本・婦美車紫
(1774)高輪茶屋の段「『
口上をわすれるな』『ハイかしこまりました』」
② 何か行動に移ろうとするときなどに、注意を促したり、
挨拶のことばの上に軽く添えたりして用いることば。
③ 自分の話の末尾に添えて、ややへりくだって確かにその通りであると念を押す気持を添えるのにいうことば。
※滑稽本・浮世床(1813‐23)初「兎角若へ者はさう行かねへものさハイ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報