デジタル大辞泉
「にいにい蝉」の意味・読み・例文・類語
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にいにい‐ぜみ【にいにい蝉】
〘名〙
カメムシ(半翅)目
セミ科の小形のセミ。全長三五ミリメートル内外。体は
頭部・前
胸部が暗
黄緑色を帯び、その他は
黒色で、胸部背面に黄緑色のW字形紋がある。前
ばねに
暗褐色ないし黒褐色の雲形斑紋があり、後ろばねは黒色で外縁が白い。各地にすみ、梅雨あけの頃から現われ、鳴き声はニーニーまたはチーチーと聞こえる。日本各地、
朝鮮、中国、
台湾に
分布。ちいちいぜみ。こぜみ。《季・夏》
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報