ぞぞがみ髪立(読み)ぞぞがみたつ

精選版 日本国語大辞典 「ぞぞがみ髪立」の意味・読み・例文・類語

ぞぞがみ‐た・つ【ぞぞがみ髪立】

[1] 〘自タ四〙 恐怖のために全身の毛がそそけだつ。身の毛がよだつ。総毛だつ。
仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)六「一段と面白き首尾にてなど、ほめそやせば、いつとなくぞぞ神(カミ)(タチ)て、つづけてゆく」
[2] 〘他タ下二〙 恐怖のため、全身の毛をそそけだたせる。
※浄瑠璃・本朝二十四孝(1766)二「怖や恐ろしと、ぞぞ髪(ガミ)立てて立出づれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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