デジタル大辞泉
「ざわつく」の意味・読み・例文・類語
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ざわ‐つ・く
〘自カ五(四)〙 (「つく」は
接尾語。「さわつく」とも)
① 落ち着かない状態になる。そわそわする。
※
評判記・
色道大鏡(1678)二〇「且当分の徳にしたがひ、
一往の軽薄にてざはつける族には」
※夢十夜(1908)〈
夏目漱石〉第九夜「世の中が何となくざわつき始めた。今にも
戦争が起りさうに見える」
② 声や音がさわがしくなる。また、
多くのものがさわぎ動く状態になる。
※
俳諧・我春集(1811)「けふの月五尺の稲のざわつきて〈
一茶〉 追るる鹿のよくおよぐ也〈
天外〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報