こう(かう)き

普及版 字通 「こう(かう)き」の読み・字形・画数・意味

気】こう(かう)き

空の薄明の気。唐・柳宗元〔桂州の裴中丞(行立)の作れる家洲亭記〕霞島霧、來(きた)りて游物を助く。~晝は其の美を極め、すに夜を以てす。列星下布し、氣迴合(くわいがふ)(めぐり流れて、あう)す。然(すいぜん)として變し、安羨門仙人)と物外に接するが(ごと)し。

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気】こう(かう)き

天地の間にみなぎる気。唐・柳宗元〔始めて西山を得て宴游する記〕悠悠乎として氣と(とも)にして、其の涯を得ること(な)く、洋洋乎としてと游びて、其の窮まるを知らず。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報