くるみ割り(読み)くるみわり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「くるみ割り」の意味・わかりやすい解説

くるみ割り
くるみわり

クルミなどの堅い殻を割るための器具。古くからある器具で、ヨーロッパなどで民芸品装飾品がつくられている。日本では明治以降に使われるようになった。金属製や木製のものがあり、ナッツ類を挟んで、てこの力を応用し殻を割るようになっているが、ナッツを挟む部分には、くぼみや、滑らないためのぎざが入っている。

河野友美

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android