おおえ ひで
オオエ ヒデ
昭和・平成期の児童文学作家
- 生年
- 大正1(1912)年12月10日
- 没年
- 平成8(1996)年
- 出生地
- 長崎県西彼杵郡高浜村
- 本名
- 大江 ヒデ(オオエ ヒデ)
- 学歴〔年〕
- 高小卒
- 主な受賞名〔年〕
- 未明文学奨励賞(第5回)〔昭和36年〕「南の風の物語」,小学館文学賞(第20回)〔昭和46年〕「八月がくるたびに」
- 経歴
- 19歳の時上京。独学で専検に合格し保育園の保母となる。小説家・大江賢次と結婚後、児童文学の創作を始め、昭和36年処女作「南の風の物語」で第5回未明文学奨励賞を受賞した。他の作品に、戦争児童文学の代表作ともいうべき「八月がくるたびに」、「ベレ帽おじいさん」「りよおばあさん」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
おおえ ひで
1912-1996 昭和後期-平成時代の児童文学作家。
大正元年12月10日生まれ。小説家大江賢次と結婚,40歳ごろから創作をはじめる。昭和36年長崎の原爆孤児をあつかった「南の風の物語」で注目され,「八月がくるたびに」で46年小学館文学賞。平成8年12月14日死去。84歳。長崎県出身。本名は大江ヒデ。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例