一人当千(読み)イチニントウセン

デジタル大辞泉 「一人当千」の意味・読み・例文・類語

いちにん‐とうせん〔‐タウセン〕【一人当千】

《「いちにんとうぜん」とも》一人多勢にあたるほどの力があること。一騎当千
「聞えたる―の剛の者あり」〈義経記・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一人当千」の意味・読み・例文・類語

いちにん‐とうぜん ‥タウゼン【一人当千】

〘名〙 (現代は「いちにんとうせん」とも) 一人で千人もに相当するほどの勇気や力をもつこと。また、その人。一騎当千。
将門記(940頃か)「将門が一人当千の兵有て、暗に夜討気色を知り」 〔南本涅槃経‐二〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android