E.K. ベニゼーロス(英語表記)Elefthérios Kyriákos Venizélos

20世紀西洋人名事典 「E.K. ベニゼーロス」の解説

E.K. ベニゼーロス
Elefthérios Kyriákos Venizélos


1864 - 1936
ギリシアの政治家。
元・ギリシャ首相,元・ギリシャ大統領
クレタ島出身。
アテネ大学で学んだ後、1887年故郷クレタ島で政界に入る。1889年、1996〜97年の反トルコの民衆蜂起に参加して頭角を現し、1899〜1901年クレタ自治政府の法務大臣を務める。’10年ギリシャ首相に就任し、バルカン戦争では優れた外交手腕を発揮したが、第一次世界大戦の際には国王コンスタンティノス1世と対立して、’15年に罷免される。’18年テッサロニキに亡命政府樹立、’20年の選挙大敗失脚。’24年の王制廃止後に政界に復帰し、第二次共和制の大統領も務めるが、’36年亡命地のパリで客死。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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