日本大百科全書(ニッポニカ) 「A」の意味・わかりやすい解説

A
えー

英語アルファベットの第1字、1番目の母音。フランス語ではア、ドイツ語ではアーと発音される。エジプトの象形文字や楔形(くさびがた)文字に由来し、セム文字フェニキア文字を経由して、ギリシア文字のアルファAからエトルリア文字およびラテン文字を経て発達した。小文字aは、Aの変形であるラテン語の草書体に由来する。Aは、電気ではアンペアを、物理ではオングストローム、論理学では全称否定などを表し、化学ではアルゴンを表す元素記号である。また音楽ではドレミ唱法のラ(イ音)を表し、ハ長調の第6音にあたる。中世ローマ数字においては50または500を表す。ABO式血液型の一つでもある。

[斎藤公一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

知恵蔵 「A」の解説

A

アンペア」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android