鼓打(読み)つづみうち

精選版 日本国語大辞典 「鼓打」の意味・読み・例文・類語

つづみ‐うち【鼓打】

〘名〙
① 鼓をうつこと。また、その人。舞楽などで太鼓をうつ楽人(がくにん)や、戦場進退合図をするために太鼓をうつ役の人。
書紀(720)天武一二年六月(寛文版訓)「乃ち大紫位を贈て。鼓(ツツミウチ)(ふえふきて)発して葬る」
能楽で、大鼓小鼓をうつこと。また、その人。
※花伝髄脳記(1584頃)六輪上「作物、つつみうちの前にあるへし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android