黒鳥新田(読み)くろとりしんでん

日本歴史地名大系 「黒鳥新田」の解説

黒鳥新田
くろとりしんでん

[現在地名]広神村並柳なみやなぎ 黒鳥

北は並柳新田、東は三池みいけ村、南は破間あぶるま川、西は田尻たじり村。万治二年(一六五九)の内検地帳(山之内重衛氏蔵)は年貢負担の公平を期すため全百姓が立会い実施した自主検地で、名請人三人で惣高二五石。内検地には小田おだ村・並柳新田村が立会っている。天和三年(一六八三)の検地帳写(関矢道太郎氏蔵)では田一町九反余・畑四反余・青苧畑二畝余、名請人二人。元禄七年(一六九四)の村明細帳(山之内重衛氏蔵)によると田一町九反余・畑四反余、小物成として荏・胡麻・大豆代を金納。本百姓四、男一一・女九、馬三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android