精選版 日本国語大辞典 「村山」の意味・読み・例文・類語
むらやま【村山】
むらやま【村山】
むら‐やま【村山】
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山形県中東部の市。1954年市制。人口2万6811(2010)。山形盆地の北端部と周辺の山地を占め,中央を蛇行しながら最上川が北流,川沿いにJR奥羽本線と国道13号線(羽州街道)が通じる。中心の楯岡(たておか)は,1405年(応永12)前森氏が楯山の山上に築城し,以後,最上八楯の一つとして最上地方の一中心であった。のち最上氏領となったが,1622年(元和8)の最上氏改易後は藩領と幕府領が入り組み,城下町としてよりは羽州街道の宿駅として発展,ベニバナや麻の集散地でもあった。1878年には,北村山郡役所が置かれた。豪農喜早伊右衛門の築いた東沢池周辺は,東北地方最大のバラ園として有名な東沢公園(2002年〈東沢バラ公園〉としてグランドオープン)になっている。楯岡の周辺では,米作のほか果樹栽培が盛んで,1970年以後工業団地も造成されている。99年山形新幹線の山形~新庄間の開通に伴い,新幹線・奥羽本線楯岡駅が村山駅と改称。江戸後期の探検家最上徳内の生地である。
執筆者:中川 重
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
東京都北西部、多摩湖南方の武蔵野(むさしの)台地一帯をいう。武蔵七党の一つ村山党の領域で、現在は東村山市、東大和市、武蔵村山市、西多摩郡瑞穂町(みずほまち)などの地域。
[編集部]
…東京都中北部の市。1970年村山町が市制,改称。人口6万7015(1995)。…
※「村山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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