黒塩村(読み)くろしおむら

日本歴史地名大系 「黒塩村」の解説

黒塩村
くろしおむら

[現在地名]伊万里市黒川町くろがわちよう黒塩

村域の中央に人見ひとみ岳があり、南部は黒塩川吉鐘よしかね川ともいう)で佐賀藩領と境する。遠見番所も設けられた。慶長絵図に「黒塩村 黒川ノ内」とあり、文化年中記録によれば「畝数十二町二段七畝二十歩半」とある。

明治三八年(一九〇五)頃から地滑りが始まり、同四二年人見岳大亀裂。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android