麒麟閣(読み)キリンカク

デジタル大辞泉 「麒麟閣」の意味・読み・例文・類語

きりん‐かく【麒麟閣】

中国代、長安宮中にあった高殿武帝麒麟を献上されたとき築いたといわれる。宣帝のとき、11人の功臣肖像などが飾られた。麒閣。麟閣。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「麒麟閣」の意味・読み・例文・類語

きりん‐かく【麒麟閣】

中国漢代、長安の宮中にあった高殿。武帝が麒麟を得た時築いたもので、宣帝の時一一人の功臣、霍光、張安世、韓増、趙充国、魂相、丙吉、杜延年、劉徳、梁丘賀、蕭望之、蘇武の肖像などが飾られた。麟閣。麒閣。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android