鹿を追う猟師は山を見ず(読み)しかをおうりょうしはやまをみず

精選版 日本国語大辞典 「鹿を追う猟師は山を見ず」の意味・読み・例文・類語

しか【鹿】 を 追(お)う=猟師(りょうし)[=者(もの)]は山(やま)を見(み)

(「淮南子‐説林訓」の「逐獣者、目不太山、嗜欲在外、則明所蔽也」から) 一事に熱中すると、他の事をかえりみる余裕がないことのたとえ。
※光悦本謡曲・善知鳥(1465頃)「鹿ををふ猟師は山を見すといふ事あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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