デジタル大辞泉 「鷁」の意味・読み・例文・類語 げき【×鷁】 1 中国で、想像上の水鳥。白い大形の鳥で、風によく耐えて大空を飛ぶといわれ、船首にその形を置いて飾りとした。2 「鷁首げきしゅ」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鷁」の意味・読み・例文・類語 げき【鷁】 〘名〙 想像上の水鳥の名。白色で、形は鵜(う)に似ていて、大空を飛び回り、また、巧みに水にもぐるという。一説には、風鳥ともいう。天子の船などの先端に、この鳥の首を刻むことが多かったので、転じて、その船をもいう。※性霊集‐七(835頃)為故藤中納言奉造十七尊像願文「暴風折之難。狂汰破舶之危。三江泛鷁。五嶺馳騏」 〔春秋左伝‐僖公一六年〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報