鶴尾尻村(読み)つるおじりむら

日本歴史地名大系 「鶴尾尻村」の解説

鶴尾尻村
つるおじりむら

[現在地名]田鶴浜町田鶴浜

七尾西湾に北面し内浦街道に南接する田鶴浜村と、二宮にのみや川を挟んだ川尻かわしり村・舟尾ふのお村地内にわたる新開地。地名は田鶴浜・川尻・舟尾三村の共有地であることによる(安永九年「年貢米皆済引合帳」横山文書)。享保三年(一七一八)本郷ほんごう(現羽咋市)の惣助と三階みかい(現七尾市)の北村源吾が中心になって開いたといわれ(鹿島郡誌)、天保一四年(一八四三)一村立てとなり、高三〇〇石、免三ツ四歩。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android