鴻池新右衛門(読み)こうのいけ しんえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鴻池新右衛門」の解説

鴻池新右衛門 こうのいけ-しんえもん

1570-1651* 江戸時代前期の商人
元亀(げんき)元年12月生まれ。山中幸盛(ゆきもり)の子という。慶長のころ摂津鴻池村(兵庫県)で清酒造りをはじめ,江戸におくって利益をあげる。元和(げんな)5年大坂に本拠をうつす。寛永2年清酒の江戸への海上輸送に成功して海運業おこし,鴻池家基礎をきずいた。慶安3年12月5日死去。81歳。幼名は新六。名は幸元。
格言など】謙(へりくだ)り驕(おご)らず,第一家職を励むべきこと(家訓)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「鴻池新右衛門」の意味・わかりやすい解説

鴻池新右衛門
こうのいけしんえもん

鴻池新六

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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